日焼け止めについて
2021.07.12 すずらん調剤薬局 奥野店 ブログ
日焼け止めについて
日差しが強くなってくるとがぜん気になってくるのが日焼け!
輝く小麦色🥰もきれいですが、肌荒れや皮膚疾患の原因ともなる日焼けはできれば避けたいもののひとつではないでしょうか😌
そこで、今回は日焼け止めの塗り方について考えてみます。
ポイントは三つ、
1.すき間なく均一に
2.保湿をしっかりしてから
3.塗りなおしはマメに
ではそれぞれについて、具体的にはどのような方法があるか一例を紹介します。
1.すき間なく均一に
これは、体のどの部分に塗るかによって順番、塗り方をそれぞれ変えるといいでしょう。
例えば、顔だったら一例としてこの順番、額→鼻→あご→左右の頬
それぞれの部位に日焼け止めを置き、中心から外側へ塗り、最後は部位ごとの境目がないようになじませます。
あくまでもやさしく丁寧に、力をいれてすりこむのは×
また、首であれば自分が必要かなと思っている量よりも多めの量を使って、鎖骨から上に向かって塗ります。
上から下に塗る方法よりも塗りむらを防げます。なお、髪の長い人は前もって結んでおくのがいいでしょう、気にせず全体に塗れます。
腕や足などは「ストローづけ」といってストローくらいの幅で線上にぴーっと肌の上に直接出して使うのがいいでしょう。
多少多いかな?と思うくらいが適量です。
2.保湿をしっかりしてから
最近は、うるおい成分配合とかローションタイプとか便利なのもありますが、化粧水などで保湿をしっかりしてから日焼け止めを塗るのがベスト。
肌が乾燥していると、うるおいのバランスがくずれて皮脂が余分に分泌されてしまいます。
また、日焼け止めの成分には肌が乾燥しやすくなってしまう成分が含まれていることもあるので、落としたあとの保湿ケアはしっかりおこないましょう。
3.塗りなおしはマメに
汗をかいたり衣服でこすれたり、日焼け止めは一度塗ってもとれてしまうことが往々にしてあります。
部位にもよりますが、マメに塗りなおすことによって日焼け止め効果をしっかり保持するのが賢い方法といえます。
最後に量に関して、
売られている日焼け止めの製品のパッケージによく書かれているSPF値。
近年はよく知られてきたように思われますが、これはあくまでも規定量をしっかり塗った場合の数値です。
その規定量とは、1㎠あたり2mgというもの。
ミルクやクリーム、スティック、ジェル、スプレーなど多数の種類がありますのでそれぞれに応じた適量がありますが、
低価格の商品が多いミルクタイプでは、顔全体に対してはだいたい500円玉ひとつ分くらいは必要、ということになります。
こうしてみると、結構手間のかかる作業ですね。さぼりがちな私は、年々黒ずんでいく肌を眺めては「はあーっ」
今年こそ実践あるのみです。皆様もどうぞよい夏を🌞