花粉症|すずらん調剤薬局グループ ~あなたに笑顔と健康を~

花粉症

2021.09.03      すずらん調剤薬局 奥野店 ブログ

 

夏の暑さが和らいでくると、やって来るのは…秋の花粉症ですね
花粉から身を守るには、花粉について知っておきましょう!


花粉症は、その名の通り花粉が原因で起こるアレルギー疾患です
日本では「スギ花粉」が代表的ですが、原因となる花粉は他にもヒノキやカモガヤ、ヨモギ、ブタクサなども有名です

 

アレルギー症状のメカニズム

そもそもアレルギー症状とは、身体の中でどのようなことが起こってるのでしょう?

アレルゲンである花粉が目や鼻から体内に入ると(①)、リンパ球がアレルゲンを異物と認識し抗体を作り(②③)、その抗体が肥満細胞にくっつきます(④)。
その後再びアレルゲンが入ってくると(⑤)、肥満細胞から化学物質(ヒスタミンやロイコトリエンなど)が放出され(⑥)、鼻や目の粘膜を刺激することでアレルギー症状(くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目の痒み)が起こるのです。

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治療効果を上げるポイント
花粉症の治療法としては、抗ヒスタミン薬などの内服や点鼻薬、点眼薬など様々あります
ここからは、その治療効果をさらに高めるポイントをいくつかご紹介します

・早めの治療で対策を
花粉症の症状を出にくくする薬は、効果が現れるまでに1~2週間かかります
飛散が始まる前に予防的に服用し始めると、本格的シーズンも比較的症状が軽く済みます

・花粉の飛散時期をキャッチ
飛散時期は、花粉の種類によって異なります。また、地域や気象によって時期がずれるため注意しましょう
東北の場合、これからの時期はスギ・イネ・ブタクサなどが注意!

 

日常生活でのポイント
・飛散が多い日は外出を控えるとともに外出時は眼鏡やマスクを着用、花粉を吸わない・室内に持ち込まない工夫を徹底しましょう

鼻づまりで苦しい時は、鼻を温める
鼻づまりで息苦しい時は、蒸しタオルで鼻を温めるといいでしょう。室内に加湿器を置くのも効果的です

鼻を強くかみすぎない
鼻をかむ時に一気に強くかみすぎると、中耳炎などを引き起こす恐れがあります。ゆっくり少しずつ、片方ずつかむようにしましょう

目がかゆい時は、冷たいタオルをあてる
手で目を擦ったり強く抑えつけると、目の角膜に炎症を起こすことがあります
かゆい時は、冷たいタオルを当てると症状が和らぎます

 

花粉症の人にとっては毎度お馴染みのことかと思いますが、少しでも症状を和らげられると快適に過ごせますよね
何かご不明な事、聞きたいことがあればいつでもご相談くださいね